挑戦者としての時期を終え、王者を目指す浅倉は、足りなかったところを補い、それを試合で効果的に出していく段階に入っている。その中で昨年のあい戦は「冷静に戦いすぎた」自分がいた。やりたいことがあるからこそのジレンマでもあった。 浜崎朱加と浅倉カンナによる女子スーパーアトム級タイトルマッチを筆頭に、ホベルト・サトシ・ソウザ、徳留一樹、大雅、スダリオ剛 、摩嶋一整らが名を連ねる。 秋のフェザー級トーナメントにもつながる66.0kg契約のクレベル・コイケvs摩嶋一整、関鉄矢vs堀江圭功。 ヘビー級では元大相撲のスダリオ剛vsプロレスラーの宮本和志。 キックマッチでは元K-1王者の大雅なども参戦する。 ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」は、 2021年より包括的パートナー契約を締結した「RIZIN FIGHTING FEDERATION」(以下、 RIZIN FF)との第一弾チャレンジ企画として、今大会の舞台裏をライブ配信する。   当日はRIZIN FF初の試みとして、試合を終えた選手に対し、オーディエンス(ライブ配信視聴者)がリアルタイムでインタビューに参加できる企画も行う。 2021年3月21日(日)名古屋・日本ガイシホールにて開催される「Yogibo presents RIZIN.27」の前日計量が20日10時より行われ、メインイベントの第14試合「女子スーパーアトム級(49.0kg)タイトルマッチ・5分3R(※ヒジあり)」で対戦する王者・浜崎朱加(AACC)が48.75kg、挑戦者・浅倉カンナ(パラエストラ松戸)が48.65kgで、ともに1発で計量をパスした。 チケットは、接触機会削減のため電子チケットにて販売中で当日券も購入可能。また、大会の模様は「RIZIN LIVE」にて生配信される。 「今までとは少し違う」それは浅倉カンナにとって決して違和感ではない。むしろ歩んできた道のりの一つの方向性を示す羅針盤となる予感からではないだろうか? 【動画】RIZIN.27浜崎朱加vs浅倉カンナ。お互い負けられない試合への思い  3月21日、愛知県・日本ガイシホールで開催される『RIZIN.27』のメインイベントとして、浜崎朱加と浅倉カンナという女子スーパーアトム級タイトルマッチがラインナップされた。2人の対戦は2018年大晦日の王座戦以来2年4か月ぶり。その時は王者の浜崎がアームバーで一本勝ちを収めている。  Invicta FCで日本人初の世界アトム級王者に輝いた実績を持つ浜崎との対戦は、浅倉にとって特別な思いがある。18年に浜崎がRIZINに参戦した当時「世界最高峰の選手がきた」と感じたという。「自分の中では世界一強いと思っているので、その相手を倒して自分が世界一になりたい」手が届きそうでまだ届かないベルトを前に、浅倉の思いは高まるばかりだ。 しかし、大会の記者会見で浜崎は「前の対戦が2年ちょっと前になるのですが、正直あまり変わっていないかなと思う。差が縮まっているとは思っていない」とその思いを一蹴した。 実際、昨年の大晦日に開催された『RIZIN.26』であいと対戦し、判定3-0で勝利を収めた浅倉だが、その試合を終えた後は「もちろん勝ちはうれしいんですが、自分の思っているようにはいかない試合だった」と強化した打撃とフィジカルがうまく出せなかったことを悔やんでいた。 17年、『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUND』のトーナメント決勝で、RENAを相手に果敢にタックルを仕掛け、バックチョークで絞め落として優勝した時は「本当に何もない状況から挑戦しての優勝だった」と振り返る。「でも今はそうはいかない。その後しっかり経験を積んできた中、どれだけ自分が伸びて成績を出せるか、その責任感は全然違う」と試合に向かう姿勢にも変化がある。 挑戦者としての時期を終え、王者を目指す浅倉は、足りなかったところを補い、それを試合で効果的に出していく段階に入っている。その中で昨年のあい戦は「冷静に戦いすぎた」自分がいた。やりたいことがあるからこそのジレンマでもあった。 「試合をこなす中で勉強になったことはある。シンプルなのですが、もっと強くなるにはどうすればいいか、自分の中で考えてやってきた。今までは頭で考えるより、がむしゃらにやるだけだったので、出しどころも考えていかないと…」